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大分の南域ではリアス式の地形を活かした養殖業が盛ん!

time 2017/04/17

大分の南域ではリアス式の地形を活かした養殖業が盛ん!

大分の南域では、リアス式と呼ばれる地形に恵まれているために、昔から養殖業が盛んに行われてきました。
周辺の海域は別府湾から豊後水道に至るまでの漁場が多様で、実際に水揚げされる種類も豊富です。
貴重な水産資源を枯渇させないためにも、恵まれた地形を活用して養殖業にも力を入れてきた経緯があります。

周辺の地形は複雑なもので、山域から海域に至るまでの変化も多様になっています。
陸地の部分の地質は古く、ジュラ紀や白亜紀に形成されたものです。
形成年代の古い山域を侵食しながら、匠川に代表される河川が佐伯湾へと注いでいます。

現在では海の部分で隔てられているために、川は海に合流した時点で終わってしまうと考える人も多いかもしれません。
ところが、リアス式海岸という地形は陸地からの影響も受けて作られるために、実際には密接な関係を持っているのです。

最初には陸側の地形が侵食されて、開析谷と呼ばれる深い谷を作り出しました。
その次には海面上昇や地盤沈下の影響を受けて、リアス式の海岸が形成されることになりました。
リアス式海岸の谷の部分は、海底河川として漁場に豊富な養分を供給しています。

プランクトンの餌になる養分が海底に集中することによって、ブリの養殖業にとっても最高の環境になることも明らかです。
この環境はブリにとって良いだけでなく、高級魚の代名詞とされる真鯛にとっても好ましいために、実際に養殖されている魚類の種類も豊富です。

リアス式海岸の利点としては、比較的に波が穏やかなことも重要です。
水深が深いことも影響して、冬場になっても水温が極端に低くならないことも利点の一つです。

川から供給される養分に加えて、様々な利点が同時に融合することによって、養殖業の理想に適合した漁場が形成されることになりました。
同様な環境を他の地域で実現することは簡単ではありませんから、リアス式地形の恩恵は相当に大きいのです。

大変に恵まれている地域なのですが、今後も養殖業を盛んにしていくためには、海と山の環境を保全することが欠かせません。
山の管理を確実に行いながら、海上でも同様の努力をすれば、良質なブリが育つことになるわけです。

大分の養殖業は海と山を同時に育てながら発達して、観光と密接に関わってきました。
リアス式海岸の景色は大変に美しいこともあって、これを見るために訪れる観光客も少なくありません。

この観光客をさらに満足させるために、養殖業の成果で生産されたブリや真鯛を供給するのですから、人気が出るのは当然のことではないでしょうか。

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