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溶接工の匠の技が光る!スカイツリー建設での活躍

time 2017/04/25

溶接工の匠の技が光る!スカイツリー建設での活躍

墨田区にあるスカイツリーは、心柱とトラスの二重構造で自立している鉄塔です。

着工から竣工に至るまでの工事中には、鉄骨を溶接で接合する必要があるため、溶接工が大活躍することになりました。

スカイツリーの設計では最新鋭のハイテク技術が使われましたが、溶接工が持っている匠の技も欠かせないものでした。

墨田区の下町低地に位置し、634メートルの高さになることも考慮して、地震や風に対する対策も必要になります。
地震に対しては心柱とトラス構造の調和によって対応することが可能ですが、これは古来の五重塔の技術を応用したものです。

この設計を鉄骨で実現するために、木造建築とは違った方法で構築する必要がありました。

溶接工の高い技術力のおかげで、地震力に対しても強固な構造が作られることになり、2011年の東日本大震災の揺れにも耐えることができました。
心柱の外側が鉄骨トラスで覆われているために、風を上手に逃がすことができるのですが、ここでも溶接工の技巧が活かされて絶妙に接合されています。

鉄骨のトラス構造は、縦から斜めに至るまでの状態で接合していますが、分岐継手の部分は難易度が特に高くなります。
鋼管を接合する場合においては、鋭角の状態になる場所でも難易度が高いのですが、熟練度の高い溶接工の技術によって接合できることになります。

接合の角度は、鋭角から鈍角の種類が混在することがありますが、この場合でも溶接工の活躍で問題を克服してきました。

材料になる鉄骨は、その場で制作するわけではなく、工場で作ってから墨田区の工事現場まで運ばれていました。
制作する側では溶接がしやすい状態で鉄骨を作るわけですが、それだけで簡単に作業が運ぶことはありません。
設計から施工を行う業者に至るまで、見事な連携プレーを行うことによって、世界に誇れる鉄塔を作ることができるわけです。

スカイツリーを眺めてみると、場所によって形が変わることに気づくはずです。
この鉄塔は真下の部分では三角形になっているのですが、上昇するごとに円形に変化する特徴があります。

このような特殊な形を作るためにも、溶接工の技術が活かされています。
場所によって鉄骨の位置関係も変化するため、溶接工には臨機応変に対応することが求められます。

スカイツリーの工事は過酷な環境で行われるもので、溶接工の場合でも例外ではありません。

現場の限られた空間で精密な作業を行うのですから、溶接工の技術の高さには敬服するしかありません。

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